村田喜代子『姉の島』音読読書会全7回を終えて
公開日:2026年09月12日 最終更新日:2026年09月15日
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2026年1月から読み進めてきた、村田喜代子さんの『姉の島』読書会。
9月12日、全7回を無事に終えることができました。
この読書会では、課題図書を事前に読んでくるのではなく、その場で少しずつ音読しながら読み進めています。
参加された皆さんも、あえて家では先を読まず、「ここで読む」ことを楽しんでくださっていたようです。
『姉の島』は、読めばすべてがすっきりわかる、という作品ではありませんでした。
「何度考えても、よくわからない」という感想もあれば、「戦争の体験を語ろうとしている作品なのではないか」という意見もありました。
同じ文章を一緒に読んでいても、心に残るところや受け取り方はそれぞれです。
感想をたくさん話す方もいれば、静かに耳を傾けながら参加される方もいます。
漢字がすぐに読めなかったり、文字が見えづらかったりすることもありますが、それも含めて、無理をせず、その場にいる皆さんで助け合いながら読み進めました。
最終回まで読み終えても、すべての疑問に答えが出たわけではありません。
むしろ、読み終わったあとにも「あれはどういう意味だったのだろう」と考えたくなるような、余韻の残る作品でした。
全7回を通して、毎回和やかな雰囲気のなかで、一冊の本を皆さんと一緒に読む時間を持つことができました。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。