【誰でも福祉防災訓練①〜盲導犬ユーザーと盲導犬編〜】
盲導犬ユーザーさんと盲導犬が防災訓練に参加してくださいました。
煙ハウスを体験している様子です。
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ガイドヘルパーさんと一緒にテントの中に入りましたが、盲導犬は煙や狭い空間のテント内に動揺などすることなくしっかりお仕事をしていました。
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通報訓練の様子です。
目の見えない人は119に電話をすることができるのか?
固定電話なのか携帯電話なのかでも違いはあるとおもいますが、必要な電話番号は事前に登録しておくことや電話番号を録音や記憶をしておき番号を声に出して発する事でAIによって電話をかけるなどの方法があり、事前に準備をしておくことが大切です。
通報の際には状況を話す必要がありますが、視覚障がいの方は目からの情報は得られないため伝わりにくい可能性もあります。
障がいの状況もお伝えするとより良いと思います。
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AED体験をしている様子です。
見えない分、事前に体験することでAEDを付ける場所やボタンの配置など感覚的に覚えることでひとりでもいざという時に使えるのではないでしょうか。
これは見えない人に限らず実際に体験するということは誰にとっても、知っておくことは大切だと思います。
盲導犬ユーザーさんから
「盲導犬と一緒に起震車に乗って盲導犬がどのような状態になるのか知りたい」
とご要望をいただきました。
とても大切なことだと強く思い、八王子市防災課の方と起震車の委託業者の方のご協力をいただき実現することができました。
ご理解とご協力に感謝申し上げます。
起震車体験を終えて起震車から降りている盲導犬の様子です。
終了直後もとても落ち着いていてユーザーさんの指示に従って行動していました。
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盲導犬と一緒に最大震度6強を体験していただきました。
盲導犬ユーザーさんの方が盲導犬と一緒に防災訓練に参加し起震車に同乗するということは、当事者の方はもちろん自身も含め、八王子市、消防署、消防団の皆さまにとっても貴重で学びのあるとても有意義な時間となったとお声をいただきました。
起震車体験では前例のない試みとなりました。
今後は介助犬も一緒に体験することや車椅子ユーザーの方が車椅子に乗ったまま体験できるように、事故など起きないよう最善を尽くしながらその重要性を働きかけ実施をしていきたいと思います。
この情報は、「視覚障がいサポート団体 FANeyes」により登録されました。