【記録をつけることで、成長を加速させる】

フットサルでより高いレベルを目指したい方へ。
日々の練習をただこなすだけでは、なかなか上達を実感できないかもしれません。
そこで、今回お伝えしたいのが、記録をつけることの重要性です。

記録をつけることは、単に練習内容を書き留めるだけでなく、自分の成長を客観的に捉え、より効率的にスキルアップするための重要なステップとなります。
日々の練習メニュー、感覚、課題などを記録することで、自分の強みと弱みを明確にし、改善すべき点を具体的に把握することができます。

例えば、ある練習メニューで上手くいかない場合、記録を見返すことで、どこでつまずいているのか、どのような練習をすれば克服できるのかを具体的に分析することができます。
また、過去の記録と比較することで、自分の成長を実感し、モチベーションを維持することも可能です。

さらに、記録は、抽象的な感覚を具体的なデータに変換し、客観的に分析することを可能にします。
「今日はパスがいつもより良かった」といった主観的な感覚だけでなく、「今日の練習では、30回のパス練習中、25回が正確に繋がった」といった具体的なデータを残すことで、自分の成長を数値化し、より客観的に評価することができます。

記録をつけることで、以下のメリットが得られます。
技術向上: 特定の技術の習得度を把握し、苦手な部分を克服できる。
戦術理解: ゲーム中の自分の動きを分析し、より効果的なプレーを選択できる。
メンタル強化: 過去の成功体験を振り返り、自信につなげたり、失敗から学び、成長したりできる。
抽象化と一般化: 具体的な練習内容から、より一般的なスキルや概念を抽出できる。
俯瞰的な視点: 過去の記録を振り返ることで、自分の成長の軌跡を把握し、今後の目標設定に活かせる。

フットサルは、単にボールを蹴るスポーツではありません。
様々な技術、戦術、そして身体能力を総合的に使い、仲間と連動するスポーツです。
記録をつけることで、これらの要素を一つ一つ分析し、練習と練習のつながりを意識することで、より深いレベルでの理解へと繋がります。

昔、一期生にフットサルに熱心なコがいました。
あちこちでボールを蹴っているようなコでしたが、それだけでした。
私が何度言っても記録をつけて積み重ねるようなことはせず・・・歯がゆかったです。
ミックスでプレーしては、しょっちゅうケガをしていました。

ピッチ上で頑張るのは当たり前。
全力を出すのは当たり前。
ピッチ外での過ごし方で差がつきます。
私自身は、スポーツ経験なしでフットサルを始めた、できない人間でした。
なので、記録をよくつけていました。
チーム運営に関しては、２２年前のチームの記録が今でも残っています。
どのチームでも、運営の記録はつけています。
これは自分でもよくやるなと思います。

フットサルで成長するためには、記録をつけるという習慣を身につけることが非常に重要です。
記録をつけることで、単なるプレーヤーから、自分の成長を客観的に分析し、改善していくことができる、より高度なプレーヤーへと進化することができます。

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