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音読読書会レポート(第0回)

公開日:2025年08月30日 最終更新日:2025年09月02日
登録元:「ゆるっと文学堂

8月23日、ゆるっと文学堂の音読読書会を開催しました。
初めてのテキストは、芥川龍之介の短編小説『藪の中』。7人の証言が次々と重なる名作を、参加者3名とファシリテーター(ぜら)の計4名で、交代しながら音読しました。

初めまして同士の集まりでしたが、自己紹介を交わしたあと、いざ音読を始めると皆さんとても滑らか。声に出して読むことで、それぞれの証言が立ち上がり、物語にぐっと引き込まれていきました。

途中、「二十三合で、の“合”とは何か?」という質問が出ました。刀を交える一回を「一合」と呼ぶことを説明すると、納得の声が。映画『羅生門』の話題や、「表面だけでは真実はわからない」という深い考察なども飛び出し、小さな場ながら豊かな時間になりました。

参加者の方からは「海外の作品は名前が覚えにくい」という感想もあり、次回も日本の作家を読んでみる予定です。次回は10月、どんな作品に出会えるか楽しみです。

この情報は、「ゆるっと文学堂」により登録されました。

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