第1回音読読書会、開催しました!
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10月11日(土)の午前中、お試しではなく初回の音読読書会を開催しました!(レポートが遅れてすみません…!)
お試しでは、本当にトライアルなので無料で手に入りやすい作品を読んだのですが、第1回はレイ・ブラッドベリの『ウは宇宙船のウ』という短編集の表題作を読みました。
そもそも、音読読書会は、本を読む時間がないとか、一人では読みづらい人が集まって、数ページずつ順番に音読して作品を読み切るというのがコンセプトです。
だから「声に出して読み切る読書会」とつけました。
それなのに、誰でも読んだことがある作品を取り上げるのはどうかと思ったので。SF好きな人は良く知っているけど、知らない人は全然知らない作品です。
しかも青春小説。
『ウは宇宙船のウ』っていうタイトルはどういう意味か、ご存知ですか?
作中では、主人公の学校の先生が一言「ウは宇宙船のウってわけだね?」というだけです。これは「ドはドーナツのド」というのと同じような、綴りを覚えさせたり説明したりするための言い方です。
それが何故タイトルになったのか?
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
でも、それほど身構えなくても大丈夫ですけど。
この日は雨が降っていたので、始まりは全員が遅刻してきました。
ここは、次回以降の課題かも…。雨天では遅れる可能性大、ですね。
キャンセルもありましたし。
遅れて始まりましたが無事に読み終わり、それほど感想を共有する時間が取れなかったのですが、読み終わって流れる空気はノスタルジー。
少年時代の切なさみたいなものが共有できた空間でした。
次は11月15日、川上弘美の『神様』と『神様2011』を読みます。
どんな思いを共有できるか、楽しみです。
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