「絹の道をめぐる歴史ウォーキング」を開催
公開日:2021年09月20日 最終更新日:2022年10月17日
タイトル |
「絹の道をめぐる歴史ウォーキング」を開催
|
詳細
昨日、「絹の道をめぐる歴史ウォーキング」を開催しました。
台風一過の晴天で、空気が澄んでいて、絶好のウォーキング日和となりました。
今回は、幕末から明治初期にかけて、八王子に集められた生糸を輸出港のある横浜へ運ぶルートである「絹の道」と、絹の道に係る寺社や資料館、古民家をめぐりました。
JR片倉駅に集合後、まずは慈眼寺を訪れました。入口の2階建ての赤い山門で2体の仁王像が迎えてくれます。樹齢300年の大きなイチョウの木の下には、たくさんの銀杏が落ちていました。
次に訪れた打越弁財天は、白蛇をご神体としており、蚕の天敵であるネズミを追い払うという言い伝えから、その当時大勢の信者が訪れたと言います。
湧き水の池があるいしばしいり緑地では、まだ夏の暑さが残る日差しを避け、木々の生い茂る木陰の道を歩きました。
道了堂跡へと続く151段の階段では、初めてドローンの撮影をしました。階段の上からは、八王子の街並みと遠くの山並みが広がり素晴らしい景色でした。
その当時の面影を残した山林の中の絹の道を歩きながら、「昔、この道を馬に積んで絹が運ばれて行ったんだな。」と思いをはせました。
絹の道資料館でランチ休憩後、稲穂が黄金色に輝く田んぼの間の道をみんなで歩いているところを、再びドローン撮影しました。
諏訪神社の3つの本殿の素晴らしい彫刻には、皆さん感心していました。生糸商人である八木下家の母屋を移築した本堂のある永泉寺、養蚕農家の趣きがそのまま残っているかやぶき屋根の小泉家屋敷を見学して、解散となりました。
道中、百日紅や彼岸花があちこちに咲いていて、夏から秋への移り変わりを感じたイベントになりました。
ドローンの映像を含めた動画を後日公開いたしますので、お楽しみに♪ |