地域連携交流会「あなたにとって居場所とは?」
公開日:2025年11月12日 最終更新日:2025年12月05日
2025年11月9日に地域連携交流会「あなたにとって居場所とは?」を開催しました。
行政、16団体、一般市民、37名がご参加いただきました。
第1部に異なった機能・スタイルの「居場所」をバラエティクラブの廣田氏、NPO法人小津倶楽部の前原氏と日野市健康福祉部セーフティネットコールセンターの皆さまが紹介していただきました。
南大沢のバラエティクラブさんは、地域のつながりの場として誕生し、多世代の交流の場となり、フードバンク・子ども食堂・高齢者相談・地域のみんなの居場所になっています。
NPO法人小津倶楽部は地域活性化・空き家対策からスタートし、活動と交流を通して、関わっている方々の居場所になっています。
日野市健康福祉セーフティネットコールセンターは、ひきこもりや不登校が参加できるため、メタバース空間を利用しています。参加しやすいための空間づくりに工夫していて、その取り組みが新鮮でした。
後半に5つのグループで「居場所」について情報共有と意見交換を行いました。
地域に必要な居場所とは何か、その居場所に不可欠なのは何か、私たち一人ひとりできることとは何かについて話し合い、共有しました。
今回の交流会で掘り起しできた課題として、①提供されている居場所と求められている居場所のギャップ;②人材不足;③資金不足;④情報は必要な方に届いていない; ⑤薄い地域のつながり/周りの理解が得られない が浮かびました。
一歩、資金づくり面では、やってみないと分からない、最初から補助金や助成金に頼るべきではないや最終的に「場所」というよりも「人」が大事であり、固定概念に絞られず、やっていくことが大事であるとの意見が多かったです。横の連携や活動している地域内での連携や相互サポートが必要不可欠であることも上げられした。メタバースという新しいツールの活用、センターの活用、地域づくり推進会議などの方々も参加し、コラボすべきとの意見もありました。
フリータイムと終了後も交流が続き、分野を超えた新たなつながり・協力の可能性ができ、皆さまの想いと熱意あふれる交流会となりました。
後日、①交流会で情報共有した3団体が別の日に協力の可能性について話し合ったこと;②登壇いただいたバラエティクラブさんの訪問を予約した2団体があった;③同じグループで参加した方々がグループラインを作り、話し合いを続ける;④障がい者支援と国際関係団体がつながり、話し合いをする;⑤2団体は共催イベンを検討すると報告があった。
アンケートでは、カタチや取り組みが異なる登壇者の話と参加者は多世代(20代~80代)に渡り、ディスカッションやフリータイムでの話し合いができ、とても勉強となったと数名が回答しました。
























